1月20日(月)「より深い理解へつながる」
今日の3・4校時に6年生が理科室で実験をしていました。
ビーカーの中に入ったいろいろな種類の水溶液を赤色・青色リトマス試験紙それぞれに垂らし,その色の変化を見るという実験です。
本ブログをお読みくださっている皆様の中にも経験がされたことがある方が多いと思いますが,この実験自体は液体をスポイトで吸い取り,数滴をリトマス試験紙の上に垂らすだけですぐに終わります。
ただ,実験のための準備には多くの時間と手間がかかります。薬品庫から試薬を取り出して,適切な濃度になるよう測って水に溶かしたり,溶かした試薬が分かるようにラベリングをしたりなどなど。
最近では,とてもよい動画資料がインターネット上にたくさんあるので,それを視聴させることで授業を終えるということもできたはずです。
それでもなお,6年担任教諭が子供たち自身に実験をさせることにこだわったのはそうすることが,子供たちのより深い理解につながるという強い信念があったからだと思います。
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