2月9日(金)「抽象化して考える」
線分図は今日の3校時,2年生が算数科の授業でテープ図(線分図)を活用して文章問題を解く学習を行っていました。
具体的な物や絵と違って,問題の中の言葉や数値をテープ図(線分)に置き換えるので,「抽象化して表す」という技術が必要となります。
そのため,問題を読んですぐに線分図にかけるものではありません。子どもたちは関係する数を選び出し,既知の量,未知の数を明らかにした上でテープ図をかいていきました。
今回の授業のように,子どもたちは学年が進むにつれて,具体的なものを基にした思考から抽象化したものを基にした思考の仕方を学んでいきます。
ただ,抽象化されたものだけでは,理解が難しいときは,2月5日(月)の本ブログで御紹介した4年生や5年生の授業のように具体物を基に思考し直してみることで理解が一気に進むこともあります。
授業者は,その時間に身に付けさせたい力と,子どもたちの姿とをいつもしっかり見極めながら授業を進めています。
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